修復の仕事

地元本庄市所有の国登録有形文化財の修復が終わりました。初めての修復の設計と監理の仕事でしたが、小さな仕事でも気の抜けない点では、どんな仕事も同じで、反省と、喜びと、良い経験でした。

妻沼の沢田本店

昨年オープンした菓子屋さん。新緑をまじかに控え、気持ちよいお店になってきた。

あと1月

妻沼で工事中の菓子屋さんがあと1月で完成予定。現場の人達も遅くまで頑張ってくれています。それを菓子屋さんの会長さんが気になってみています。皆さん気持ちが高まって来ているので、設計者としても気を引き締め直しているところです。お店の空間として、…

蔵再生#5

本庄市中央の蔵改修工事もいよいよ本格化。今日は電気屋さんが工事中、明日は内部の土間コンクリート打設。今回の工事は私の設計事務所が現場の各工事を指示。いわゆる建設会社を入れないで、各工事を施主が直に発注をする形態にしています。職人の技量や責…

「本庄・宮本蔵の街PT」事例紹介書籍出版

先週、私の事務所のある「本庄・宮本蔵の街PT」のまちづくり事例紹介を執筆させてもらった(6ページ)本が出版されました。書籍名「地域再生(人口減少時代の地域まちづくり)」出版社:日本評論社。全国のたくさんの事例が紹介されていますので、まちづくり…

建築を学び始めた頃

今月行われる「波多江先生(工学院大学時代の恩師)を囲む会」用に思い出の写真を探しているところ。90歳を超えた先生に、若い頃の写真を見てもらい元気を取り戻していただこうというもの。僕にとって先生は、大学の恩師、卒業後は先生のアトリエ勤務、結婚…

妻沼の現場

妻沼のお菓子屋さん、第一期工事「工房棟」の工事が進んでいます。敷地に町並みがデザインされています。模型と見比べてください。5月後半、仮店舗としてオープンします。

マンションのリフォーム

深谷にある大規模マンションの一室をリフォーム中です。現場監督さんが段取り、説明、資料造りと、とても手際よく現場を進めてくれているので安心です。いつもこうであればいいのですが、最近はなかなかですね。次回もお願いしたいですね。

妻沼の和菓子店一部上棟

妻沼の和菓子店の「工房棟」が上棟しました。本館に繋がる軒空間が水平に広がり、まち中に連続して「市」でにぎあうようになります。11月までたいへんですが、たのしみです。

2021.11現在 会社概要・主宰者プロフィール

プロフィール等掲載します(2021,11)■沿革 1993/01 戸谷正夫建築設計事務所 、東京都新宿区にて設立、1994埼玉県本庄市移転 2004/05 有限会社 戸谷正夫建築設計事務所 に改組■概要 会社名:有限会社 戸谷正夫建築設計事務所 代表取締役 戸谷正夫(1級建築…

町並みと建築

いまお菓子屋さんの建物を設計中です。建物自体のテーマと、建物と町の関係性をテーマに検討中です。一つの建物が出来る事により、町がどうなるのか。「本庄・宮本蔵の街」での経験をもとにまた異なるフェーズで考えてます。

蔵の街も紅葉

今朝は曇り、小雨、肌寒い。事務所の前のコナラも紅葉。きっとこのコナラの親木のある富岡はすごい紅葉だろうなあ

埼玉県立近代美術館・建築ツアー

11月10日に、埼玉県立近代美術館主催の「現、近代建築ツアー・本庄編」をお手伝いしました。こんな機会に、日本の近代建築の流れをおさらいしてみると、今迄気づかなかったことがけっこうあり、歳をとっても学習の大事さを改めて感じた。 スクラッチタイルが…

彫刻設置完了

10月21日阿部さんとともに彫刻が蔵の街にやって来た。250Kg。やっとのことで設置完了。そして今日、彫刻の廻りに芝植え完了。夜明かりに照らされ、ひっそりと存在感が輝き出した。

気仙沼

先日気仙沼に行って来た。震災から1年半が過ぎようとしている。市の広報などによると、新しい住宅地などの計画が徐々に進んでいるようだが、仮設住宅の様子を覗いてみても、たいへんだなと感じる。 日々の生活を通して、もう一度いろんなことを考えてみたい…

archives-1999

狭山ケ丘の家 archives-1999聴覚にハンディキャップのあるご夫妻を含め、7人家族のための家 「密集市街地、開放的で明るい内部空間」 少し疲れてきた様なので、今年少し建物の手当をします。 家具は当初から、ブルーノマットソンの「マルガリータチェア」「…

archives-1995

上里の家 archives-1995「壁・床・柱・間-をシンプルに構成」 「北関東の気候・四季の暮しをゆっくり味わう家」 地域デザインから小さな家までデザインしています。問合せは下記までお願いします。 「本庄・宮本 蔵の街」の中山道に面した板蔵が事務所です。…

地域のビルダーとコラボ

いま地域のビルダーとのコラボで、モデルハウスを建設中。地域で一生懸命地域らしさを追求しているビルダーさんと一緒のコラボも2回目だけど、親子2代と関われるのもめずらしい。それぞれの時代と考えが反映されて興味深いプロジェクトです。 地域デザインか…

彫刻を迎える準備

今日、朝から事務所の前はコンクリートをはつる音でにぎやかだった。3時すぎにはきれいな歩道のシルエットが出現。これであとは那須からの石彫を待つばかりとなった。街の中にひっそりと阿部さん石彫が姿を現す。ほんとたのしみです。

蓄積された風景

7月下旬京都を駆け足でまわってきた。いま自分がやっていること、考えていること、過去の人間が永い間蓄積してきたものを目のあたりにして、示唆されるものが多かった。 写真(順) 上賀茂神社境内の流水 南座付近の景色(近代和風、未来派?、エセモダニズ…

15年前の約束

今日那須から彫刻家の阿部素尚さんがやって来てくれた。阿部さんとは20年位前、東中野にある専門学校のインテリア科で一緒に学生を教えていた。そんな縁で、阿部さんの作品に魅せられ15年位前に一つの石彫を依頼した。ところがその作品を設置したいと思って…

小鹿野、妻沼

先日埼玉県の秩父地方の小鹿野町と利根川沿いの妻沼町に行って来ました。小鹿野町は「全国路地サミット2012inおがの」での話を聞きに行ったのですが、パネラーに妻沼の高柳さんが出ていた関係で、懇親会も少々参加してきました。各地域の方の話を聞くのは,…

23万Km

軽井沢、新潟、都内、などなど、よく現場廻りにつきあってくれた愛車。ついに今日、走行距離が23万Kmに。大きな故障もなく、事務所の歴史ともに7年半。これからも頑張ってくれよ!ちなみにVOLVOはラテン語で「私は廻る」の意、「♂」は中世ヨーロッパで錬金術…

ドングリの稚木を採りに

今日はドングリ(コナラ)の稚木を採りに群馬の富岡までひとっぱしり。設計仲間(兄貴)の松井良一さんの自宅裏山に、稚木掘り。竹やぶなので掘るのがたいへん!中年おやじ2人で、なんとかいっぱい収穫できました。 ほぼ10年前、松井さんちの裏山ででひろっ…

建築家とは?

GW中に家の車庫のかたづけをやり、そこにあった本の一部を事務所に運び、本棚を整理。おかげで全身筋肉痛です。でも物をかたづける時に出くわすいつものハプニング、今回もありました。 まずは昨年行政職員と建築家の私的勉強会の仲間が僕の蔵にやって来た時…

本庄の街の空間像

地元でまちづくりの市民グループを立ち上げ、今年で6年目の活動にはいった。7つのプロジェクトチーム(PT)があり、僕は「建築・地域デザインPT」を担当している。 いろいろとみんなで話したことや、勉強会をやって解ったこと。それをまとめてみた。本庄の街…

7年過ぎて

大泉の家です。7年過ぎて、床のさわら板をきれいにサンダーがけしワトコオイル拭き。壁も一部しっくい補修(昨年の震災被害)。小さな家ですが、素足での生活が気持ちいい家です。

軽めな家具

どちらかというと、軽めな家具が好きです。痩せ気味な僕としては、力も無いし、普段使う家具は軽めがいいかなと。 今改修中の家のどちらの家具も偶然軽いものでした。大泉の家のダイニングチェアは、佐々木敏光さんデザインの「インパラチェアー」T-5513WB-S…

5年が過ぎて

本庄市台町の家が完成して5年が過ぎ、一昨年くらいから夏の豪雨で地下に水が少し入るようになって、今日は手直し工事。外部を久しぶりにゆっくり眺めると、いぶしの日本瓦、杉の軒天井、米松の梁、本庄の土を混ぜたモルタルの外壁、塀の大谷石を再利用した玄…

妻沼の町

いま縁があって、埼玉県の北部のまち妻沼に通っています。昨日も妻沼聖天山歓喜院(通称、聖天様)の門前町界隈で、町を愛する一般の人達が運営する「手づくり市」が行われるということで、のぞいてきました。 聖天様は縁結びのお寺さんということもあってか…